2月15日に計画したがまれに見る大雪で当日に中止した第8回関東地区同期会は5月17日(土)、新橋の「おば九 アネックス」で行われ、18人が集いました。 今回初めて冒頭1時間ほど中西載慶東京農大名誉教授(8組)に「発酵食品は魅力いっぱい」とのテーマで講演していただいた。 鰹節と貴腐ワインは偶然の産物で、鰹節は5世紀ごろに干し鰹があり、江戸時代に燻蒸乾燥法が発明され土佐節(カビ発生)となり現在の形の元ができた。カビは麹菌の仲間で旨み成分のイノシン酸である。貴腐ワインは17世紀ごろハンガリーでぶどうに貴腐菌が繁殖した。このぶどうで作ったワインは偶然にも高品質だった。カビは水分を除去し、油、たんぱく質、酸などを分解し品質を向上することが分かった。 創意工夫(試行錯誤)による技術の改良でワイン、ビール、清酒の酒質の向上と雑菌汚染防止がされている。ベンジャミン・フランクリンはワインの中には知性があり、ビールには自由があると言った。清酒にいいキャッチフレーズはないでしょうか。 最初は何も飲まずに拝聴していたが、途中でビールを飲みながら和やかになった。中西教授の話はおもしろく予定の時間を超えたが引きこまれる内容だった。 全員の近況報告で「病気、介護、孫の話がほとんどなくてよかった」との感想も。同期会は今後も続けていこうと決まりました。 この会場は個室でマイク、プロジェクター、カラオケなど無料で使え、土曜日は3時間飲み放題など、講演会などやるのに最適だと感じた。 2次会はカラオケ組と喫茶店組に分かれて、さらに懇親を深めた。 |
参加者名簿 (敬称略) 18人 | |
1組 | 清水計枝 |
3組 | 磯村雄二 |
4組 | 石井則男・矢ケ崎智 |
5組 | 岡田 渉・野村 一・宮澤康元・柳沢篤俊 |
7組 | 小野博見・吉田公生 |
8組 | 塩川伸明・辻 佐知子・中西載慶・村居次雄・山本淳一・吉村和夫 |
9組 | 清水淳郎・藤巻禮子 |