「ロロサエの国 東ティモール」

北原巌男さん(6組)、松尾倶楽部で講演

 前東ティモール大使を務めた北原さんが2012年6月22日(金)午後2時より、お茶の水の連合会館で「ロロサエの国 東ティモール」と題して講演されました。約60人が出席、同期からは10人が出席し、終了後は近くの中国料理店に移って懇親しました。現地テトゥン語でLoroは太陽、saeは昇るを意味します。

 東ティモールは今年、独立10年の節目の年で、平和構築から、開発投資を通じた国造りを目指し、20年後の像を昨年7月「戦略開発計画」として発表しました。開発資金のほとんどは天然ガスの収入で、全量を日本に輸出しています。日本の全輸入量の約5%を占め、サハリン2からの輸入量とほぼ同じ300万トンです。

 北原さんは東ティモールの「自立」した国造りに向け、大使時代は、人材育成のため日本の防衛大学への留学生の受け入れ、道路整備のため円借款の実現など、数々の支援をしてきました。

 11年9月の退任後は「両国の一層の相互理解と友好親善の増進を図り、文化の交流や通商、経済協力などの促進が益々大切になっている」と『日本・東ティモール協会』設立準備の事務局代表をしています。

 ホームページは http://www.lorosae.org 北原さんの同国への思いが伝わってきます。ぜひご覧下さい。

講演する北原さん

後列左から、岡田、宮澤、辻、北原、藤巻、野村、小野
前列左から、石井、小松、久保田
(64期集合+清水淳郎)

王府酒家にて


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